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☆BGM推奨☆ ~ひとつしかない地球~
Video Clip For BroadBand / For NarrowBand / The One and Only Earth 「宮沢和史 Presents "TOKYO MEETING"」に参加するため、久しぶりに恵比寿に行ってきた。このライブ、実は数週間前に急遽決まったもので、行きたい気持ちと行けるのか…?という不透明で落ち着かない気持ちでいた私の元に、何と、公演が1週間前に迫った13日にマネージャーの長岡さんからサプライズなお話「オフィシャルサポーターとして招待」メールが届いた!10年間愛して止まなかった(笑)宮沢和史サイドから公式に誘われて、とても畏れ多い話だと思いつつも、断る理由なんて1つもあるわけがない。(実は不慮のトラバだったとはいえ、こんなことがあるとは!10年間追いかけていれば、こんないいこともあるんだなと10年の月日を噛み締めた・・・) 何せこの"TOKYO MEETING"では、MIYAが2月に行ったヨーロッパツアーで出会い、共演したアーティスト達が来日し、今度は日本で同じステージの上に立つというのだから、これは是非観たいし、何よりもあのヨーロッパツアーの航跡を私も自分の目で肌で直に感じたいと思った。明後日22日に武道館で行われるEarth Day Concertの前夜祭的ステージ。しかし注目すべき重要なのは宮沢和史プレゼンツというところだった!ということにステージが進むにつれて、実感をもって気付かされる。何とも豪華で贅沢な時間の始まりです。(長いレポートになるので覚悟を!) まずスタートを切ったのが、フランス在住、ブラジル出身の女性ボサノバ・シンガー"Catia"(カチア)。とても笑顔の素敵な女性で、かなりの美声の持ち主。先日TVで初めて彼女の歌声を聴いて、とてもびっくりしていたのだけど、生は本当に「生まれて初めて見るもの、聴くもの」という感じだった。引き込まれるようなCATIAの美声は一度聴いたら、きっと多くの人は耳から離れないんじゃないかと思う。世界にはこんなに素晴らしいアーティストがいるのかと実感。しかも、あの素敵な笑顔が相乗効果を生んで、私の目と耳にCATIAの笑顔と美声がしっかり焼きついて離れない。バンドの2人の男性の演奏している表情や笑顔もとても素敵で、「本物」のボサノバ・音楽を1つ知った気がした。3人のそんなステージを見ていると、人間が奏でる音楽が国境を越えてこうして味わえるのに、どうして世の中で争いごとが起きるのか不思議な気分にさえなった。そんなCATIAのアルバムNaturalmente(フランス版)がこの日発売されたらしいので是非! そして2番目に出てきたのが、Diana(ディアナ)率いる"Night Snipers"(ナイトスナイパーズ)from Russia!! 前にも1度、ロシアで「Симаута(島唄)」がヒットしているという話でここで紹介したけれど、このバンドは本当に凄かった!!音楽を聴いて今までに受けたことのない程のかなりの衝撃を受けました。カチアのボサノバの澄んだ空気から、今度は超超超へヴィーなベース音がホールを包み込む。私はここまでへヴィーな音を出すロックをまず聴いたことがないのだけど、それでも多分、このディアナ率いるロックバンド程、この音が出せるロックグループは世界に数えるくらいしかいないんじゃないか?と本気で思った。床下は地響いてるし、空気も心臓もビリビリきてて本当に凄かった。これが「本物」じゃなければ、きっと「心臓に悪い」で終わったと思うけど、それどころか「これがロックか!!」と初めてロックを知った気がして、心からカッコイイ!!!と思った。 日本とロシアは実は地理的にはこんなに近い隣国でありながら、過去の歴史と政治のおかげで互いの国をとても遠くに感じさせてしまうことがあって、ロシアの文化や情報は私達には殆ど馴染みないのが現状なだけに、音楽を通して「同じもの」「同じ時間」を共有できる喜びは本当に一入だった。互いのいいニュースに触れることが少ない中で、これまで勝手にイメージしていたロシアの薄暗くて決していいとは言えない印象が、実際に自分の目で見て変わるきっかけになりそう。私の記憶にある限り、きっと初めて生で見るロシア人であり、ロシア語でもあった。 とにかく同じ地球で同じ時代を生きている「現実」を多くの人が何も知らずに見過ごしてしまうのはとても勿体無いと思った。私達の知らない国に、同じ心を持った人間がいて、素晴らしい音楽を魅せてくれるアーティストがいて、何かを共有して一緒に笑うことが出来る人がいる。"Night Snipers"のベーシストが終始私達に向けてくれた素敵な笑顔とアイコンタクトにきっと会場にいた何人もの人がそう思ったと思う。書き遅れてしまったが、ボーカルのディアナはもう言葉では言い表せないくらいのパワーと魅力を備えていて、女性でこんなにかっこよく歌う人は世界中どこを探してもきっと他にいないと思う。一緒に歌う「コシカ」を見て(↑写真)、前にMIYA本人が「横にいるとシンクロしてるのを感じた」と言っていたのがものすごくわかった。全身全霊で歌う姿、ジャンプまでもがMIYAにそっくり(笑)。 ナイトスナイパーズには約1時間の大枠でたっぷりと本当にかっこいいものを見せてもらった。彼らのステージをこんなに近くで見せる機会を与えてくれたMIYAにまず感謝したい。これから先、たとえ彼らが来日コンサートをしてもこれだけ近くで聞くことはもうできないだろうなと思った。迫力満点のロックをこういう形で私達に届けてくれたMIYAとスタッフの方々に心から感謝です。 そして3番手に現れたのが、待ってました! "Tomek Makowiecki"(トメック・マコビエツキ)from Poland!! ポーランドのアイドル的存在(日本でいう香取慎吾のような存在らしい)というだけあって、確かに噂どおり、生トメックはカッコイイ!さすが22歳という若さなだけあって、ステージでのパフォーマンスやお喋りも何だか他の人達とはノリが一味違う。 トメックは曲の合間に突然、「そうだ!皆で写真を撮ろう!」などと言い出して、デジカメを取り出して、客席の私達をバックに(もちろん本人も入る形で)、ベースのTATSUにシャッターを頼んだりする一幕もあった。(笑) 日本語と英語とポーランド語を交えてのMCは異国の地で知らない人達を前にしているとは感じさせないくらい、終始和やかで、笑いもあって、お客さんとの距離を感じさせない。勿論、日本語は予め用意されたものを読んでいるのだけど発音がとても上手でとても聞き取りやすかった。(もしかしてポーランド語と日本語の発音は舌の動きが似ているのかな~?ちょっとポーランド語に触れてみたくなった。) トメックは曲数が少なかったけれど、その中でも落ち着いたいい歌をクールに聴かせてくれてとても良かった。彼の音楽をCDでもっとじっくり聴いてみたいなと思った。 それにしても、このささやかなライブにトメックを見に来たと思われるPolandのユニフォームを着たポーランド人が結構いたのには驚いた。(もちろんスナイパーズを見に来たと思われる(多分)ロシア人もいたけど。)そんな多国籍な出演者達のおかげで客席もいつもと違って多国籍で、それだけで全然違うライブの面白さや盛り上がり方があって、とても楽しかった。MIYAZAWA-SICKは、いつの日かだんだんこうやって客席もボーダーレスになっていくのかもしれないなと思うと、これから先がとても楽しみになってきた! トメックは最後に「とても楽しかった!今度は自分の歌を歌いにまた絶対日本に来ます!」と力強く約束してくれた。是非、近い将来トメックが自分の歌を引っ提げて、日本に歌いに来ることを楽しみに待っていたい! そしていよいよ、最後のステージは"MIYAZAWA-SICK"の出番。 数曲を歌い終えて、最後に「ひとつしかない地球」と「島唄」をCATIA, Diana, Tomekを再びステージに迎えて、夢の共演が始まる。 「ひとつしかない地球~The One and Only Earth~」は去るヨーロッパツアーで、MIYAが各国のシンガーと各地でレコーディングを進めていった曲。ポルトガル語・ブルガリア語・ポーランド語・ロシア語・日本語、それぞれが自分の国の言葉を交えて歌う。ステージも会場も笑顔に満ち溢れ、本当に皆いい顔をしていた。ステージ上のミュージシャンもそのスタッフも会場に集まったお客さんも本当に国籍は様々だ。ブラジル・アルゼンチン・キューバ・フランス・ロシア・ポーランド・日本・・・・把握しているだけでもこれだけのバックグラウンドを持った人達がいて、皆がここに集まって、1つの音楽を演奏している。何とも不思議な光景。 生まれた国も言葉も育った環境も違う皆は、「島唄」があったからこそ、こうして出会い、この場に集まり、同じ歌・時間を共有することができた。目には見えないけど、確実に国境を越え、世界の空を繋げているんだなと思った。 私はMIYAが他の国のアーティストと共演しているのをこんなに間近で見るのは初めてで、終始とても嬉しそうなMIYAの表情がとても印象的だった。自分が出会った最高の仲間と歌を私達に紹介し、届けることができるのが本当に嬉しいのだろう。私達もそれが本当に嬉しいし、今日のこの日は本当に貴重な時間だったと、この場に集まれたことをとても光栄に思う。会場にいる殆ど全員の人が今日のゲストの3組は初めて見るアーティストなわけで、彼らのステージを受け入れ、盛り上げてくれたオーディエンスに「最高のお客さんだ」とMIYAはとても感謝していた。 MIYAやBOOMがこれまで逆の立場で異国の地で公演を行ってきたことを考えると、想像もつかないのだけど、「知らない国で自分達を知らない人達の前で自分達の音楽を演る」ということは、とにかくすごいエネルギーだなと思った。約3時間半ものステージは、こうして色んなところでパイプが繋がり、出会いの輪が広がって、私達のもとまで流れ着いて、皆で同じ歌を歌える歓びを伝えてくれたような気がする。 広げた地図のこの世界のどこか いつか知り合う友達がいる 顔も言葉も食べる物も違う 見知らぬ君を探しに行こう ひとりの力小さいけれど 君と一緒なら出来るはず ひとつしかない地球の上で 僕らの笑顔が花になる 一人にひとつずつの命 地球と同じ重さの命 人生、本当に出会いがすべてだと思った。 「新しい明日の1ページが今日ここから始まっていると思います」というようなことをMIYAが言っていたように、今日のライブを通して、私ももっと色んな世界を見て、たくさんの人と出会って、もっと色んな国の言葉や文化を少しでもいっぱい知りたいと思った。MIYAに追いつかなくても、全然違うフィールドでも、これ以上引き離されないように、自分の足で世界を歩いてみたい。そしてまた音楽を通して、こうして共有できる機会がこれから先も沢山沢山ありますように。 最後にこの場を借りて、本日の"TOKYO MEETING"に私を招待してくださったFive-D関係者の方々とプレゼンターのMIYA、そしてその活動を見守ってくれているBOOMのメンバーへ心より感謝申し上げます。 Thank you and Warmest regards, 注)このレポートに転載されている全ての写真はオフィシャルサイトblog "TOKYO MEETING"より、4/23現在、無許可で使用しています。
by ocean51tf
| 2005-04-20 00:00
| Respect MIYA!
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